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TSUTAYA で泣くウダウダ [ウダウダ]

わずか一週間足らずの盆休みで2回、それも TSUTAYA で 涙してしまった。
もともと涙もろいとこへ来て、トシ食うと涙腺がとゆー例のアレである。

ビンボーバカンス の強い味方、それこそがレンタルビデオなのだ。
しこたま借りて、それをじーーーっくりと鑑賞する。
どこ行っても人・人・ヒト、情け容赦ない暑さと湿気。 こんな時期はオウチに限る。

納涼を兼ねてなきゃならないので、そこはB級ホラーばかりを選んでしまう。
それダケじゃいささか疲れるだろーと「用心棒」も入れて7本。 一週間レンタルした。



・・・のに、わずか二日で見終わってしまった。
しかもハズレばっか。 アタリは用心棒のみとゆー、散々な結果なのであった。
ウラミをこめて、ここにそのタイトルを列挙してやりたいが思い出すコトすらできない。
一週間をゼイタクに映画鑑賞で過ごすとゆー目論見はここについえてしまうのか。
そーはいかぬ。 そーはさせぬ。

もーちょっと普通なヤツを借りようと心に決め、僕はふたたびチャリンコにまたがった。

ギンギンに冷えた TSUTAYA 店内は涼しいを通り越して、むしろ寒いくらいだ。
期限まであと5日もあるとゆーのに、DVDを返すその悔しさよ。
唯一のアタリ、用心棒は3回見直したから、あとはスカばっかで見直す気になれないから。
ぶつぶつと正当化の呪文をとなえ、返却する。 ・・・さて。

なんでろう? やっぱりB級ホラーを選んでしまうのだった。
一週間借りたいとなると、新作は論外。 かといって、観たかった・前に来た時はレンタ
ル中の憂き目を見たタイトルが、いくら考えても出てきてくれないのだ。 こーゆー時は。

なんやかんやでまたしても7本、一週間レンタルしてしまう。
「ありとーございまとあー。 またご来店くっさいまっせー」レジ打ち独特の発音にふき
だしそーになりつつ一階に降り、雑誌でも買っちゃおうかとブックコーナーへと向かう。

なにやら 聞き覚えのあるメロディ が流れている。

気がつけば、天井に備えられた店内放送用スピーカーの真下へ引き寄せられていた。
必死で聞き込んでるそのカモフラージュに、そこにあった雑誌を適当にこの手に取った。
・・・と、頬を熱いモノが伝ってるコトに気付き、あわてて拭う。

関西弁レゲエ。 ミキドウザンのタイトルすら知らないその曲は、店長を任されていた時、
有線放送のへびーろーていしょんでイヤとゆーほど聞かされていた。

ほほー。 関西弁ってレゲエに合うもんだなー。 
初めて聞いた時はそれくらいの感想だったが、一日に数十回も聞かされれば歌詞なんかも
少しずつ覚えていくものだ。 

当時、あしかけ10年ちょい同棲してたワケだが、そのなかば、5年目あたりからある事件
をきっかけに急速に冷めていった仲は、その頃まさに極寒、ツンドラ気候と化していた。

「一生、一緒に居てくれや」

繰り返されるその文句が、そーゆー気持ちだったよなあ最初は、なんてこの胸に深く強く
突き刺さったものだ。 その曲がかかるたび、僕は人知れず傷心していたのだった。

今回 TSUTAYA でかかっていた曲は、そのカバー。
しかも女性ヴォーカルで、「一生、一緒に居てくれや」への返答が歌われているのだった。
相思相愛。 正直にせきららに愛を訴える男性に対して、感謝と賛同、愛に応えようとする
女性の歌。 

「てやんでー、ばーろー! アイツはそんなヤツじゃなかったわいっ!」

ミキドウザンが羨ましくて、そんな彼女の歌詞がいちいち胸に刺さって、「猫の手帳」を
眺めながら TSUTAYA で泣く、・・・マドワズの四十。

ハヤリウタとゆーのは実に罪なものだ。
久しぶりに聞くとゆーと、その当時の自分がたちまちの内によみがえり、うれしさやら哀し
さ、記憶から気持ちまでリアルに思い出させてタイムスリップしてしまう。
・・・みなさまもどーぞ、お気をつけくださいまし。


そして2回目。
今度は一日で7本を観てしまい、その返却の時。 我ながら、ほんっとにバカだ。
今回もかろーじて1本、「フォーゴットゥン」がアタリで残りはスカ。 スカッスカ。
ウラミをこめて、ここにそのタイトルを列挙してやりたいが思い出すコトすらできない。

期限まであと6日もあるとゆーのに、DVDを返すその悔しさよ。
「未来少年コナン」がちょーど7巻だったよな? あっち借りてりゃ良かったものを。
ぶつぶつとオノレのしでかした若さゆえの過ちを呪いつつ、返却する。
若くはない? ・・・さて。

おそるおそる一階、ブックコーナーへと立ち寄る。
アノ曲はかかっておらず、ホッと胸をなでおろす。 で、本屋散策をはじめる。

そーいえば、友人がブログでオススメしていた本があったな? と、携帯を開く。
気になる情報はメモ帳にしっかりと打ち込んでいるのだ。
(レンタルしたい映画もしっかりと打ち込め、オレ)

「鏡の法則 コミック版」

読んでて泣いちゃったとかなんとか。 どーやらセラピー関係の本らしい。
なかなか見付けられず、あきらめて帰ろうかという時に発見。
平積みのなか、いっさつしか残っていない。 ・・・人気はあるらしい。
さっそくパラパラと眺めてみる。

夫婦のちょっとしたズレ、ひとり息子のイジメ「られ」問題。
なんか昼メロみたいな展開に、ちょいと閉口。 

うさんくさそーなセンセが登場し、カウンセリング開始。
なんで? どして? こんなノで泣けるものなのか? アイツってばヘン?

ページをめくる。

「んきゅっ」 とかゆーせっぱつまった奇妙な音が鼻の奥でしたかと思うと、またしても
熱いモノが頬を伝って、さータイヘン。 あわてて拭う。

「なにヒドイこと言ったの?! おとうさん泣いちゃったじゃないの!」とゆーセリフに
ぐっさーーっとヤラレて、「鏡の法則 コミック版」を眺めながら TSUTAYA で泣く、
・・・マドワズの四十。

えートシして泣くな、オレ。 しかも TSUTAYA で。

わずか一週間足らずの盆休みで2回、それも TSUTAYA で涙してしまった。
もともと涙もろいとこへ来て、トシ食うと涙腺がとゆー例のアレである。



Lifetime Respect-女編-

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  • アーティスト: RSP
  • 出版社/メーカー: ソニーミュージックエンタテインメント
  • 発売日: 2007/08/08
  • メディア: CD




コミック 鏡の法則 +幸せを引き寄せる18のメッセージ

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  • 作者: 野口 嘉則
  • 出版社/メーカー: 総合法令出版
  • 発売日: 2007/07/10
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)


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コメント 5

もく☆

こんばんは~☆
のぶさんの素直さに思わずnice!ポチっとな!

>>記憶から気持ちまでリアルに思い出させてタイムスリップしてしまう。
ですよねー。
特に思い出がせつなければ、せつないほど・・・・。
夏の歌は結構くるなー。あ、でも冬もくるなー。
日本の四季に乾杯♪

次にのぶさんがTSUTAYAに行ったら
何で泣くのかしら~。
by もく☆ (2007-09-21 20:55) 

あじゃあじゃ

親父になると「涙腺」緩むっす・・・
良くも悪くも気持ちを揺さぶってくれた「TSUTAYA」でしたね。
by あじゃあじゃ (2007-09-21 20:58) 

のぶ

いやーもう、ひらきなおりの境地。
またしてもすいぶんとあいちゃいましてございます(笑)
いかんせん拙者、遅筆ゆえ、ひらに、ひらにご容赦を。

♪もく☆ さま
もー泣きません。 ・・・おそらく(笑)
3日で14本観たコトに対する、激しいツッコミが無いあたりに
ほのかな愛を感じております。 ええ(笑)

♪あじゃあじゃ どの
「トシ食うと涙腺がゆるんじゃって」の件。
積んじゃった経験が、想像力と結託して「感情移入」を強化
してしまうからなのでありましょう(笑)
by のぶ (2007-09-22 06:49) 

おばど♪

。゚( ゚^∀^゚)゚。アーッハハ八八ノヽノヽノヽノ \ / \
読んでるほうは、思わず笑ってしまった。
50代60代になったらどうなることか?ちょっと心配。。(爆)
by おばど♪ (2007-10-04 20:01) 

のぶ

♪おばど さま
ホントにね?(笑)
「絵文字は使わぬ」とゆー信念でありますが、コレには
ビビってしまいました。 新しいフォントかと思っちゃった(笑)

>アーッハハ八八ノヽノヽノヽノ \ / \
by のぶ (2007-10-05 17:53) 

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